5月
☆端午の節句
端午とは、月の端、つまり初めての午の日のことで、特に5月だけに限ったことではなかったようです。
もともと中国では5月を忌み月とし、特に5が重なるこの日に邪気を祓う行事を行なったことからも、5月の端午の節目を大切にしたようです。
また5月は田植えに関する行事もあり、田の神様に祈るため、早乙女たちが男たちを避けて、身を清める時期でもありました。
この行事に使われたのが5月の花、菖蒲であったことから転じ、
菖蒲→尚武(男の行事)
というわけで男児の出世願いの祝いとしての意味を持つようになったのです。
☆鯉のぼり
中国の伝説によると鯉は滝を登って龍になった出世魚で、これにちなみ男児の立身出世を願ったものです。また吹き流しは、厄祓いの意味があるそうです。
☆柏餅
柏の古い葉は、若い葉が出てこないと落ちないところから、後継者が絶えないと縁起を担いだものです。
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