無地のきものは地紋や色によって、おめでたい席や黒共帯をすれば通夜や法事など、慶弔両方に用いることのできる重宝なきものです。 また、模様がないことから紋の効果がはっきり現れるきものでもあります。 最近では、2枚目、3枚目の方用に地紋のある物やぼかし、共色での刺繍などのお洒落着も出回っています。
参考
準礼装として用いる場合は、染め抜き日向三つ紋を付ければ、訪問着の一つ紋よりも格は高くなります。 ただし、染め抜き日向五つ紋は少し大袈裟すぎるので、付けない方が無難です。 また、装飾用の縫紋などで、お洒落感覚を楽しむのもいいでしょう。