| 子供用
 
    初着 男の子は羽二重に五つ紋付の「のしめ模様」が正式で、下着も合わせて羽二重をつけます。
 女の子はちりめんなどの生地にめでたい吉祥模様などを総柄であしらったものにします。
 
 
 三歳児
 きものは三ツ身仕立てが普通ですが、四ツ身に仕立てて縫い込む場合もあります。祝い帯が苦しそうならば、帯を締めずに被布を使えば良いでしょう。
 
 
 五歳児
 正式には五つ紋付の羽織袴です。長着には通常、初着を使います。無地の着物やぼかし染めなどを用いてもかまいません。羽織もきもの同様紋付にします。袴は、縞かのしめ柄を使用するといいでしょう。
 
 
 七歳児
 七歳になると四ツ身仕立で、肩上げや腰上げはあるものの本格的な形になります。柄もいろいろな細工を施した絵羽模様になります。帯も祝い帯ではなく、袋帯や丸帯になります。
   
 
  参考
 
   ★初着とは、1〜2歳の幼児用のきもので、反物の巾を身幅とするため、背中に縫い目がないもので、1ツ身ともいいます。 
          
 ★三ツ身とは、3〜5歳の子供用のきもので、身丈の3倍の長さで、身頃と衽を作るところから、この名があります。しかし、着用期間が短いため最近は見かけにくくなっております。
 
 ★四ツ身とは、5〜12歳の子供用のきもので、身丈の4倍の長さで、身頃と衽を作るところから、この名があります。
 
  
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